精白米を美味しく炊く方法

ブログ•グッチのひとり言

「美味しいご飯て、どういうご飯?」

「うーん、ツヤツヤしててほろっとほぐれる。ご飯を噛んだときに噛んだ食感を感じてお米の旨味が口の中に広がるご飯!」

そうですよね!

こういうご飯だったら『おかわりっ!』という声がたくさん聞こえていそうですね!

美味しいご飯を炊き上げるには、いくつかのポイントがあります。

最近では、研がなくても炊飯釜にお米と水を入れてスイッチを押せば美味しく炊けるという無洗米が主流になっていますが、美味しいご飯といえばやっぱり炊く直前に研ぎ洗いして炊き上げる精白米。

今回は、精白米を美味しく炊き上げるためのコツをお伝えしますね!

美味しいご飯とは?

これが、美味しいご飯🍚

ツヤがあって一粒ひとつぶ立っているのがわかりますよね😋

美味しいご飯は噛んだ瞬間にご飯の旨味が口一杯に広がります。精白米で美味しいご飯を炊くにはぬかをしっかり取り去り適度な時間水につけておくというのがポイントです!

これを読んでさっそく美味しいご飯を炊き上げてみましょう!😊

ご飯を美味しく炊くには、まずは米を知る!

玄米、精白米、無洗米の違いとは…

米の構造が、どのようになっているのか分かれば美味しいご飯を炊く事ができるようになりますよ!

米とひとことで言っても、その処理の過程で呼び方が変わってきます。

まず稲の実からもみ殻だけを取り除いた状態のもを玄米といい、ぬかや胚芽はそのまま残ったもの。そして、稲の実からもみ殻、ぬか、胚芽を取り除いたものが精白米です。玄米は精白米に比べて処理するものが少ないため、白米にはないぬかや胚芽の栄養が豊富に含まれています。

そして、玄米と白米を比較すると、玄米はビタミンB群、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維、タンパク質などが豊富なお米。

また、玄米に水分を与えてわずかに発芽させた「発芽玄米」には、ストレス軽減に役立つGABA(ギャバ)や食物繊維、マグネシウムなどが普通の玄米よりも豊富に含まれていると言われています。

 

美味しいご飯を炊くなら、〇〇〇を除去するべし

もちもちしていて、ひとつぶ一粒が立っている艶のあるご飯を炊きたいなら、肌ぬかをしっかり除去することが大切です!

イラストにもあるように、玄米と精白米には、普通のぬかの他に、肌ぬかというものがついています。

一般に売られている精白米は、玄米を精米したものですが、この時点では肌ぬかという内側のぬかがとれていないんです。

しかも厄介なことに、この肌ぬかは粘りが強い!だから、この肌ぬかを残したままご飯を炊いてしまうと、粘りのあるご飯になりしゃもじでご飯をすくったときにほろっと崩れ落ちることなく、団子のような塊になってしまうことがあります。その為、一粒ひとつぶ立つこともなく、食感の悪いご飯になってしまいます。

つまり、この肌ぬかさえしっかり除去すれば美味しいご飯が炊けるということなんです。では、実際にどのようにすれば精白米を美味しく炊けるのか具体的に解説していきますね😃

 

精白米で美味しいご飯を炊く方法

精白米を美味しく炊くためにのポイントは3つ!そのポイントをしっかり押さえておいてくださいね😊

丁寧にしっかりと研ぎ洗いする

前の項でもお話ししたように精白米は普通の糠(ぬか)はないものの肌ぬかという内側のぬかが残ったまま…。

このぬかを、丁寧に取り除くことで美味しいご飯が炊けますが、研ぎ洗いする時に力を入れすぎないように気をつけましょう!

(力強く研ぎ洗いするのはダメなんです。

力強く研いでしまうとコメが割れて

割れたところから澱粉質が流れ出して

粘りのあるご飯になってしまうからです。)

1)まずは、ボウルにザルをかましてお米を入れます。

2)次に水を注ぎながら、軽くかき混ぜて全体に水を巡らせます。全体が水に浸かったらこの水はすぐに流します。

3)その後は水を流しながら、手でかき混ぜる感じで優しく研ぎ洗いします。ザルの網目を使って研ぐようなイメージですね😊
  ※研ぎ洗いと言ってもゴシゴシやるのではなく水の中で泳がせてあげるような…、そんな優しい感じでね!

そして、お米全体がが水に浸かったら水を捨てます。これを7回ほど繰り返します。

4)水を捨てたら、今度は研ぎ洗いせずそのまま水を溜めます。ボウルから水が溢れたらその水を捨てます。これを2回繰り返します。

そうすることで、水が透き通り肌糠(はだぬか)が綺麗に取り除けた状態になります。

この後は、お米に適度に水を吸水させます!

精白米は、適度に吸水させる!

ツヤがあって、一粒ひとつぶたったご飯を炊くにはお米に水を吸水させすぎても吸水させなくてもダメ。
では、何分くらい水につけておくのが良いのか?僕が何度も試してみた結果、バランスの良い吸水時間は30分。

浸漬時間が短いと芯の残った硬いご飯になりやすく、浸漬時間が長くなるとべちゃっとしたご飯になってしまいます。精白米を炊く時は、丁寧に研ぎ洗いした後に30分水につけてか、炊飯釜のスイッチを入れるようにしましょう!

そして、最後のポイントは案外大事。

見落としがちな炊飯モードについて…

美味しいご飯を炊く時の落とし穴、それは炊飯モードにあった…

お米を丁寧に研ぎ洗いして、程よく水を吸水させたら、いよいよ本番!炊飯釜のスイッチを入れましょう!

でもその前に、炊飯モードはいつもどのようなモードで炊いていますか?

おすすめは、早炊きモード!

すでにお米は、丁寧に肌ぬかも取り去られ十分に吸水された状態。つまり、『いつでもいいよっ!』とお米が言っているわけです!通常の炊飯モードに比べて、早炊きモードは水を一気に沸騰させて炊飯します。

十分に水を吸水させてあるお米は、一気に炊き上げるのが美味しく炊き上げるコツ。

時間短縮のために早炊きモードで炊くのではなく美味しく炊くために早炊きもーどでたいてみてくださいね!

まとめ

ご飯を美味しく炊くには、お米の種類によって違います。今回は、精白米の美味しい炊き方でしたが3つのポイントを押さえれば誰でも美味しいご飯を炊く事ができます!

①優しく研ぎ洗いする

②研ぎ終えたお米を30分間水に漬ける

③早炊きモードで炊飯する

もしも、べちゃべちゃしたり、団子のような塊(かたまり)になってしまう場合は上記の3つのポイントを押さえて炊いて見てくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました